1978-10-14 第85回国会 衆議院 外務委員会 第2号
又日本国民の重要な蛋白源である魚介類も、経済水域二百海里の問題があり、その生産が懸念されつつある。 このような状況において、海外への依存を急速に高めている食料の供給に万一制約が加えられるような事態が発生したとき、我々が国民の生存のために確保せねばならない食料とは一体何であり、そしてどれだけの食料を確保せねばならないのであろうか。
又日本国民の重要な蛋白源である魚介類も、経済水域二百海里の問題があり、その生産が懸念されつつある。 このような状況において、海外への依存を急速に高めている食料の供給に万一制約が加えられるような事態が発生したとき、我々が国民の生存のために確保せねばならない食料とは一体何であり、そしてどれだけの食料を確保せねばならないのであろうか。
そこで一点、通産大臣の所管でありますのでお伺いしておきたいのですが、汚染鮮魚の販売を禁止するだけでなしに、この際、汚染してない鮮魚の輸入促進をはからなければ、国民の蛋白源の補給が長く滞ると思います。その他の関連の食肉等の物価の高騰というものを抑制することができません。したがって、この際、緊急に輸入ができるような措置を講じていただきたい。
食べるほうは、大中小という選別よりも、同じ蛋白源なんだから、安いものを求めておるとすれば、それに対応するのが出てきていいはずなんです。ところが、それに対応するのが出てくるどころか、高いものがどんどん出てくる。それは、大中小に振り分けて、大型だけどんどん市場に送ったほうがもうかるでしょう。しかし、消費者は中でもいい、小でもいい。そういったことは行政指導でもう全くできないのですか。拱手傍観ですか。
○梅澤政府委員 非常に重要な問題でございますが、現在海洋の問題として、アメリカにおきましても海底農場と申しますか、農場を大きく海底に開きまして、そこで蛋白源の作物をつくるという形は非常に進んでおるわけでございます。わが国におきましては宮城県その他のところで大陸だなでごく一部の養魚を行なうという形がとられておりますが、実際的にはやはり海底農場というもので蛋白源の補給を考えることが当然ではないか。
私は、その上に、日本人といたしましては、蛋白源を海に求めております。ここを働き場所としている漁民の立場は、一体どうなるか。さらにおそるべきことは、高度で実験いたしました場合、宇宙のバン・アレン帯が吹き飛ばされ、これがもとに返るまでには一世紀もかかるのではないかというようなことを新聞に報ぜられております。非常な不安を人類に与えております。
○武藤委員 まだ政令を見ておりませんから、事実であるかどうかわかりませんが、養鶏というものに対する施設あるいは鶏購入資金、そういうものがこの政令の対象からはずされておる、第二に、飼料の購入資金もはずされておる、こういうことを書類で見たことがあるのでありますが、今養鶏業というものが非常に盛んになって参って、年々魚の漁獲量が非常に減ってきておる日本の食生活上からも、蛋白源として養鶏というものに非常に力を
だから、一つには、先ほど申し上げた大きな観点からいけば、国民の蛋白源というものになる。それから二つ目には、今度は漁撈に従事した人の労働の対価というものを支払わなきゃならぬ。これがもうかる場合には当然配当が出るでしょう。もうからぬ場合には赤字になる。そういう点からいって、やはり漁業協同組合の経理にはこれは乗せなきゃならぬ品物ですね、共同ですから。
これをひもつきにして、農林省の方へ回して、それを農林省が今したいと言っているこの輸入大豆の瞬間タッチ制度をやめさして、少しでも安く、大豆にそういう手加減をしない、人為的な値上げをはかるということをしない、こういうことが、私はことに大豆のようなみそ、しょうゆ、とうふ、油あげ、納豆、もう昔から日本人に一番親しまれて、蛋白源としてはまた非常に必要なんで、もっと食べなければならないものなんです。
○堂森委員 ただいまの御答弁でありますが、そうしますと、人体、あるいは他の海や川に住む食糧としての蛋白源の魚類、貝類にも相当の影響がある、こういうものに対して、ただいまの答弁でございますと、地方の府県でも行政指導をしておるのではないか、こういうことでは私非常に危険だと思うのです。
なおこれらの飼料にとどまりませずに、化学飼料と申しますか、たとえば尿素を適切に使って蛋白源としてのえさの代替に充てるというようなものも新しく指導して参ってきておるわけでございます。ふすまの価格の問題でございまするが、御存じのように、最近におきましてはふすまの価格が若干の値下りを示してきています。
先ほどのような、新しいふすまに代わる蛋白源としてのえさを漸次作って行く必要がある。それは今のような尿素の飼料化でありますとか、あるいはアルコール廃液、あるいは魚等を溶解いたしましてやりますフィッシュ・ソルーブルの利用等を高めて、こういうような形におきまして新しい飼料源を見つけてゆきたい、かように考えております。
あるいは尿素を適当な量与えまして、そしてこの牛の反すういたしまする胃の中に入りますバクテリアで、それを蛋白源にさせるというような形のところに、漸次新しい飼料として持っていく必要があるだろうと思います。
それで、脂肪はずいぶん高いわけだけれども、それよりも今望まれているのは、いわゆる蛋白源の乳がいい、生乳で飲むならそっちがいい、こういうことが言われている。そうすると、今ジャージーを盛んに奨励して入れて、ジャージーは飼いやすいし、中級で非常にいいということでやったことが、乳製品の今後の需給の状態を考えると、これは大していい方法じゃないのではないかという感じがするのです。
私の方といたしましては、一方では国民が安んじて食品がとれるという食品衛生の安全性の確保ということと同時に、国民の栄養を確保するということも、これは栄養課というものまで局の中にございまして、これも任務でございますので、この有効な食品、ことに蛋白源等を確保する線と、今の衛生保持の問題と、これは十分両方勘案いたしまして、有効なものが安全に使用できるという方針で進むつもりでございますので、決して一方に偏して
○政府委員(小林行雄君) 現在の形態の学校給食では、脱脂粉乳は蛋白源といたしまして非常に重要な地位を占めておるわけでございます。この脱脂粉乳につきましては、現在のところ、これがとだえるというようなことは私どもも想像いたしておりません。多少値段の上り下りということはあり得るかと思いますが、今後も継続してこの脱脂粉乳を給食に使用していくのじゃなかろうかと思っております。
農民に新鮮な蛋白源を供給するまあ一つの方法として、これは思いつきになるかもしれませんが、農協あたりを中心にした小さい冷蔵設備でもやらせてみる、こういう形で一つ国内における市場の開拓を考えていただきたい。それから海外市場の開拓でありますが、これは輸出振興ということになります。で、今度の予算の説明書の中に、前年度通産省に計上されておった農林水産物の輸出振興費が、一億円の中で七千五百万円残っておる。
なんで、この水産行政を根本的に建て直さなければならない事態になっているというふうに考えて、私は農林省が水産庁というふうな形で、従来割りに水産というものを重く見ていた時代から今日を考えますと、非常に私は扱いが冷たい、こういうふうに考えますと、やはり農林省に付随しているという、この機構の矛盾、私からいえば矛盾と言いたいんですが、何といっても日本の国は四面を海に囲まれ、海に依存しているし、また、漁業の面で蛋白源
このことは、われわれ日常の有力な蛋白源としている太平洋の魚類の汚染というもので、どの程度実害があるかという基礎にも当然なるわけです。だから、この灰の正体をぜひともつかましてもらう。これが僕は今度の調査のポイントだと思うのです。今、楠本さんから非常にのんびりと、何とかなりそうだというお話なんですが、私どもの古い科学の実験の経験では、なかなかそう簡単に参らないように思う。
そういうふうに蛋白質の量が非常に多いものでございますからして、各国で考えておりますのは、クロレラを蛋白源にしたらどうかということでございます。今、霞ケ浦の面積に——霞ケ浦に飼うというわけではございませんが、霞ケ浦の面積に等しい場所でクロレラを飼ったといたします。日本の人口を一億として、一人々々にどれだけの蛋白質が供給できるかということを計算してみたのです。
日本のように蛋白源と称して魚でなくちゃ夜も日も明けないような国民じゃないのです。しかも食う魚はおのずから限定されておる。二十種にも及びませんよ。それ以外の魚はどうするかというと、それはカン詰にして送るということですが、さっきも私が申し上げましたけれども、買う先はアメリカしかない。アメリカは日本と南米からのカン詰及び冷凍魚に対して排斥をやっております。
そういつたような関係がありますので、非常に従来複雑なる利害関係を伴う問題でありますから、一応これははつきりと少しでも出たものはもう出さない、特に今回のような場合に、アメリカが補償すると言つておるような場合でしたら――補償のない場合でしたらこれはどうにもしかたがないのですが、補償するといつておる以上は、これははつきりとアメリカの規定に従つて補償してもらうべきでないか、もし蛋白源が非常に不足して来るというような